《思い》だけでは実現しない
どんなに実力があって経験が豊かでも、どんなに見識が深くても、それを認知させる《何か》がなければ、それは《ない》に等しいものなのかも知れません。特に《少数精鋭事業》にはその傾向が強いはずです。
既に《ブランド力》をお持ちでも、多くの場合、顧客や取引先は、積極果敢にプッシュしなければ、なかなか気付いてもくれないのが現実かも知れないのです。
しかし皆様の実績を《形》で示せるなら、話は別だと思います。
アピールだけでも通じない
ただ、だからと言って、過去の実績を数値やグラフ等でアピールしても、必ずしも顧客や取引先のハートに響くとは限りません。 その《内容》が有益かどうかを直ぐには判断できないことの方が多いからです。
そのため、顧客や取引先に皆様方のビジネスの《有益性》を示す《方法》の工夫が必要になるのです。 少数精鋭事業に《提案力》が欠かせないのは、その意味では当然なのかも知れません。
ただ《提案》とは、何をどうすることなのでしょうか…。
求められる《効果的》な提案
《提案》は確かに、商品やサービスの有用性や価値をアピールするものに違いありません。しかしそれ以上に、重要なことがあります。
それは、顧客や取引先が《皆様を理解する道筋を作る》ことです。その道筋は、局面次第で多種多様でしょうが、その入口が《興味喚起》に絞られるのは確かでしょう。 なぜなら、私たちは《興味》が持てない対象を理解しようとしたりはしないからです。
そのため、まずは皆様の商品やサービスに対する《興味喚起》を行い、その後、一つ一つステップを踏みながら、顧客や取引先の《理解》を促進し、 それを一度《試してみたい》という思いを抱かせるのが《提案書》の基本的な役割だと言えるのです。
意味のあるマーケティングとは?
提案内容が固まったなら、今度は顧客や取引先探しが必要になります。それはマーケティング手法の役割です。
ただし、効果的にマーケティングを行うなら、何よりも提案の入口にあたる話題に興味を持ってくれる先を探すことが肝要になります。
しかし、どうすれば興味を持ってくれる先に出会えるのでしょうか。
そのための第一歩は、往々にして、皆様方自身が《深い興味を抱ける顧客候補先を探す》ことにあるケースが少なくありません。《興味は一方通行ではない》のが普通だからです。
まずは顧客層を選んで、その顧客層が興味を持ってくれそうな《形》を作ること、そこからマーケティングが始まるケースが多いということです。つまり、意味のあるマーケティングとは、探される《形》を作る前に自ら探すことだと言えるはずなのです。
指導的なポジションをとる重要性
商談のきっかけを掴んだ際には、特別大きな分岐点に遭遇します。それは《業務請負的立場》に回るか、《指導者的なポジション》をとるかの分かれ道です。それは、少数精鋭事業の《事業性や収益性》を抜本的に変えてしまう分岐点です。
そして《指導的ポジション》獲得には、コンサルティングの発想が生きてきます。たとえコンサルティングを行うのでなくても、コンサルティングの基盤をなす技術が事業性のベースを形成してくれるということです。
そのためのコンサルティング技術
コンサルティング技術の基盤とは、皆様に《顧客に自社の問題に気付かせる力》と《その解決を一緒に考える力》があると、顧客に知らしめるところにあります。
その具体的な実践法は、株式会社エフ・ビー・サイブ研究所が取り組んで来たコンサルタント育成《経験》の中で蓄積され、今も増え続けています。
そしてその蓄積成果を、皆様とご一緒に活かして行くべく、 《提案》《マーケティング》《コンサルティング》の3大要素に焦点を絞り込んだご支援活動に取り組んでいるのです。
3大要素+1で事業基盤の再強化
漠然とした感覚ではなく、《提案》《マーケティング》《コンサルティング》の3大要素を入口とした取り組みを始めると、可能性の拡大ばかりではなく、活動力が強化されるケースが少なくありません。
ただし、そこに《活動を組織的なものにしたい》《もっと仕組み化して効率よく実施したい》という観点が加わる時、そこには《マネジメント手法》が必要になります。
つまり《3大要素+1》とは《提案》《マーケティング》《コンサルティング》の3大要素に《マネジメント手法》を加えたもので、その組み合わせが私どものご支援方針の基本骨格になっています。
実際には、弊社と株式会社エフ・ビー・サイブ研究所で、総合的なお手伝いをいたします。